2010年４月からは、オフィシャルサイトから学部・学科のプライベートサイトへのリンクを、新たなガイドラインに基づいて進める予定だ。入試やオープンキャンパスの情報は掲載しないことなどを条件とする。かつて、プライベートサイトに誤った情報がアップされ、高校生から問い合わせがあったという。
　３か月間更新されなかった場合、広報課が連絡し、その後２週間以内に更新されなかった場合はリンクを外すことも、ガイドラインに示した。広報課が調べたところ、情報発信に熱心な担当者が異動してしまうと、途端に更新が滞るケースも多かった。篠原課長は、「更新をしないサイトの管理者に意欲的になってもらうためのガイドラインだ」と説明する。
　一方で、教員に対しては、研究室独自にウェブサイトを作成することを奨励し、オフィシャルサイトの教員紹介ページとリンクさせている。学部・学科情報だけでは伝えきれない、教員や学生のリアルな姿を発信してもらうためだ。この情報発信については、広報課は原則として関与しない。