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Between(株)進研アドが発刊する高等教育のオピニオン情報誌
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6割以上の企業が「求める能力を伝えるべき」

図表5:大学や企業のあり方に対する意見[企業調査]

 図表5は、大学や企業のあり方について、企業の意見を聞いたものである。「そう思う」(「とてもそう思う」「まあそう思う」)と回答した割合を全体で見ると、「企業は大学に対して求める学生の能力を積極的に伝えるべきだ」(62.1%)が最も高かった。企業側の問題意識は高いといえる。
 上場・非上場別で比べて見ていく。両者の差が大きい項目では、上場企業が「大学は産業界から学生に求められる能力の変化に合わせて教育プログラムも変えていくべきだ」(「上場」69.9%>「非上場」56.0%)で、非上場企業が「大学は卒業時点で学生にどのような能力が身についているのかを明確化し公開すべきだ」(「非上場」43.8%>「上場」33.7%)で、それぞれ高い。求める能力と同様、大学に対する要望にも、企業規模による違いが見られる。


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