「富大流人生設計支援プログラム」は、学生の成長の場でもある。
指導ボランティアを終えた学生は、キャリアサポートセンターの担当者と共に、企業と中学校を訪問。ヒアリングを通して、取り組みの総括を行う。荒井准教授は「学生は『学ぶ立場』から『教える立場』に立つことにより、インターンシップで学んだことや自己の成長を振り返り、あらためてキャリアについて考える機会になる」と語る。
サポーターの学生は、2・3年次の正課科目である「富大流キャリア基礎学習」を受講している。また、ビジネスマナーを含む基礎的なキャリア教育のほか、PBL(Program-Based Learning)によって、リーダーシップやチームワークの大切さも習得。企業・中学校双方のニーズをふまえた就業体験プログラムの企画立案や、指導ボランティアとの共同作業は、課題発見能力や組織における役割認識を育成する。 |