特集
Between(株)進研アドが発刊する高等教育のオピニオン情報誌
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情報公表の状況
9割が公表しているが情報を探しにくい点が問題

図表1:就職先・就職率 図表1は、就職先と就職率の情報の有無を調べた結果である。就職先・就職率のいずれか、または両方を掲載している大学は9割を超えた。設置者別にみると、国立97.6%、公立88.4%、私立91.8%と、国立大学の公表度が高い。
 調査では、掲載ページはあるものの、見つけにくいケースが散見された。トップページに「就職データ」
「主な就職先」などのメニューやバナーがあれば、最もスムーズにたどり着くことができる。「就職・キャリア支援」のメニューやバナーからたどるケースも多く、わかりやすい整理といえる。一方、探すのに苦労したのは、「学生向け」メニュー内の就職支援のページにあるケース、「大学案内」のデータ集にあるケース、Q&Aのページにあるケースなど。「就
職・採用」のメニューをたどると大学の教職員採用情報が掲載されているウェブサイトもあり、紛らわしかった。
 閲覧者が簡単に見つけられなければ、情報を公表しているとは言い難い。ウェブサイトでの公表のしかたは一考する必要がありそうだ。


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