ベネッセ独自の調査・研究に基づく教育情報を発信。学校向け情報誌に掲載している教育動向や学校の実践事例、子どもや教育に関連したさまざまな調査の報告書、調査データなどを公開しています。
情報編集室について
園向け
小学校向け
中学校向け
高校向け
大学向け
研究者向け
教育キーワードから探す
先進事例校リスト
ベネッセ教育総合研究所
次世代育成研究室
初等中等教育研究室
高等教育研究室
グローバル教育研究室
過去の活動
教育フォーサイト
教育フォーカス
未来の学校
Teachers' Cafe
「子どもの生活と学び」研究プロジェクト
シフト
授業大公開
高校生未来プロジェクト
コラム
HOME
>
情報誌ライブラリ(中学校向け)
>
VIEW21(中学版)バックナンバー
>
2009年Vol.3
>
特集
PAGE 18/30
教育課程編成・運用、時数確保の工夫
[1]教育課程への移行を視野に、朝の帯時間を活用
技能を身に付ける学習で達成感を
朝のトレーニング学習(
写真
)は、学年ごとに教育課程上での位置付けが異なり、それに応じて内容も違う。1年生の場合、週1コマ増えた数学に計上。計算練習のプリントを配り、1、2週間、同じ問題に繰り返し取り組ませ、毎週金曜日に小テストを実施。教科担任と学級担任で結果を共有する(
図
)。上達する経験を積ませ、生徒に自信を付けさせるのがねらいで、教師も「出来たことを褒める」よう心掛ける。数学科担当の戸田朋彦先生は、数学は帯時間の学習に適した教科だと話す。
「知識の獲得より、技能を身に付ける方が達成感があり、意欲が高まると考えました。基礎が未定着の生徒は正答率アップ、基礎が出来た生徒は速度アップと学力に合わせて目標を変えやすいのも利点です。当初の予想以上に生徒の計算力が付いています」
写真 1年生の朝のトレーニング学習の様子。学級担任に加えて、担任を持たない教師も教室を巡回して指導する
図 1年生数学科トレーニングの記録
教科担当者がトレーニングの一環として行う小テストの結果を集約し、コメントや指導上のアドバイスと共に学級担任に報告する
※上記の加工可能な資料がダウンロードできます
(データを入力すると、正答率や前回との差異が自動表示されます)
■「朝のトレーニング学習の記録シート」
Excelダウンロード
(160KB)
PAGE 18/30