今後は、CCLを基に学生が履修科目を決める際の指針となる「カリキュラムマップ(授業科目関連図)」を策定する計画だ。柳澤理事は「学生が学びの全体像をつかめるようになる。目標に対して今、自分はどこにいるのかを把握することにより、学びの方向付け、動機付けを与えられるのではないか」と期待を寄せる。
APについては、中央教育審議会の「我が国の高等教育機関の将来像(答申)」に基づいてすでに策定していたが、DPおよびCPの策定に伴い、見直しを図った。その際に留意したのは、(1)DPの内容と混在していないか、またDPを超える内容になっていないか、(2)可能な限り、入試で測定可能な内容になっているか、(3)関心・意欲・態度の観点に偏り過ぎていないか、の3点だ。
入試との整合性に関しては、効率的な見直しを図るため、CPと同様にチェックリストを作成。センター試験、個別学力試験、小論文、面接、調査書・推薦書等のそれぞれがAPにどう対応しているかを3段階で重み付けする。 |