調査対象である34歳以下の人では、年齢とともに愛着度は低くなっているが、愛着度を維持する鍵はどこにあるのか。
「母校への愛着を感じるのはどのようなときか」という質問に対する自由記述を整理してみた。大学名や友人を含む大学関係者など、母校につながる人や事柄に触れる機会に関する記述がめだつ。
「友人や部活・サークルの仲間と会っているとき」などの自発的機会のほか、「ニュースで紹介されたとき」など、偶然の機会を挙げた人も多い。メディアなどで大学名の露出が多ければ、それだけ卒業生が母校に思いをはせる機会も増えるだろう。
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