アセスメント・教材研究開発室

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[発表] 日本統計学会・第 9 回 統計教育の方法論ワークショップ

2013年03月02日 掲載
 アセスメント研究開発室

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開催日

2013年3月1日~2日

会場

学習院大学

発表タイトル

大学生を対象とした数理アセスメントの開発と調査結果

発表者

柳沢 文敬

概要

「大学教育実践事例」というセッションにおいて、数理能力アセスメントの開発と大学生調査の結果について報告を行った。「数理能力アセスメント」は、数学を活用して問題を解決する能力を測定する。問題解決能力は、社会で求められる力として、大学に限らず初等中等教育においても重要性が強調されてきている。問題を解決する過程では、数字を用いて論を展開することは欠かせない。今回の大学生調査では、こうした能力を現在の大学生がどの程度備えているか調べた。解答結果からは、データを扱う際の数量の処理や集計の操作など、大学での統計学の学習の前提となる部分でも課題が見られた。能力に影響を与える要因の探求や、測定できた能力の構造化などが今後の課題としてあげられる。

発表原稿

統計教育WS第9回(数理能力テスト)[PDF]

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