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初等中等教育研究は、1980年に「福武書店教育研究所」を設立して以来、「ベネッセ未来教育センター」「ベネッセ教育研究開発センター」などとして30年以上にわたり脈々と続けられてきた活動の流れを受け継いで、子ども(小学生・中学生・高校生)・保護者・教員の研究とその発信を行います。今までに実施した調査は400回を超え、長期にわたる経年比較や国際比較などの課題にも取り組んできました。これまで同様に、国内外の中長期にわたる教育環境の変化をとらえ、独自の研究に基づく的確な情報発信を担ってまいります。
子どもたちは、今までにないほどの変化が激しい時代に生きています。情報化やグローバル化が進む社会の中で自立・協働し、新しい社会を創り出していくために、どのような資質・能力を育む必要があるのか。
また、保護者はどのようにかかわり、教員はどのように指導すればいいのか。初等中等教育研究ではそうした問いに応えるべく、研究活動を行います。
そこで得た研究成果に基づいて、保護者や教育関係者、専門家の皆様とともに「子どもたちの成長と学び」を議論し、これからのよりよい子育て・教育のあり方を追求します。
小学生・中学生・高校生の学習や生活の実態、および意識
小学生・中学生・高校生をもつ保護者の子育ての実態、および意識
小学校教員・中学校教員・高校教員の指導の実態、および意識
研究テーマ(例)
<親子対象>
- 「子どもの生活と学びに関する親子調査」
(東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学び」研究プロジェクト)
<子ども対象>
- 子どもたちの学力、学習実態、学習意識に関する調査研究
- 子どもたちの生活実態、生活時間に関する調査研究
- 主体的な学びを成立させる学習方略に関する理論研究、および実証研究
<保護者対象>
- 保護者の子育ての実態、教育観、校外学習選択に関する調査研究
- 保護者の学校(公教育)に対する意識に関する調査研究
<教員対象>
- 教員の学習指導・生活指導の実態、教育観、勤務状況に関する調査研究
- 教育課程の改訂による指導の変化に関する研究