岐阜市とベネッセ教育総合研究所との共同研究
「学習記録の可視化による学習意欲・基礎学力の向上プロジェクト」の取り組みから
教育のデジタル化は、多様なデータの入手を可能にしました。デジタル教材の活用を通じて、学習に取り組んだ子どもたちの学習記録が大量に残せるようになりました。その活用には教育のあり方を変える大きな可能性がありますが、活用の目的や対象は様々であり、現段階で確実にわかることにはまだ限りがあります。
本プロジェクトは、岐阜市教育委員会と連携し、岐阜市内の公立中学校2校の1学年約300名が活用した学習記録データを基にして研究を進めています。どう使えば学習者や指導者にとって有効か、その方法論自体が研究の対象です。デジタル教材から得られる学習記録データを収集し、分析・可視化し、教員や生徒へフィードバックすることの教育的な価値について、プロジェクトに参加していただいている研究者の先生方に語っていただきます。4回シリーズでお届けします。
第1回:教育ビッグデータは、今まで見えなかった学びのプロセスを見える化する
岐阜大学教育学部 教授 益子 典文 先生
2018年7月27日掲載
第2回:学習記録を教師と生徒が共有して、生徒の自己肯定感を高める
東京学芸大学教育学部 技術・情報科学講座 准教授 北澤 武 先生
2018年8月2日掲載
第3回:学習記録を基にしたフィードバックで、生徒の自立的な学習を支援する
東北学院大学文学部 教授 稲垣 忠 先生
2018年8月9日掲載
東京学芸大学教育学部 教育学講座 准教授 高橋 純 先生
2018年8月16日掲載
[関連研究]
※ベネッセ教育総合研究所では、デジタル教材から得られる学習記録
(ビッグデータ)を活用した教育研究を行っています。
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