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2014年、東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所は、わが国の子どもたちの自立や成長のプロセスと、そこに影響を与える要因を明らかにするために、「子どもの生活と学び」研究プロジェクトを立ち上げました。
本書は、本プロジェクトが実施するパネル調査（Japanese Longitudinal Study of Children and Parents：JLSCP）について、2015年度から18年度までの4年間の研究成果をまとめたものです。
勁草書房から刊行されています。
第Ⅰ部 「子どもの生活と学び」プロジェクトの概要
第1章 「子どもの生活と学び」研究プロジェクトについて … 木村治生
第2章 「親子パネル調査」におけるサンプル脱落の実態と評価 … 岡部悟志
第5章 保護者の子育ての実態と子育てによる成長・発達 … 邵勤風
第7章 「語彙力・読解力調査」のねらいと今後の課題・展望 … 岡部悟志
解説① 項目反応理論（IRT） … 加藤健太郎
解説② 語彙力テストと読解力テスト … 堂下雄輝
コラム①：教育社会学から見た本調査の意義 … 耳塚寛明
コラム②：教育心理学から見た本調査の意義 … 秋田喜代美
コラム③：資質･能力研究から見た本調査の意義 … 松下佳代
第Ⅱ部 子どもの成長に影響を与える要因の分析
第9章 子どもの自律的な進路選択に親への信頼が与える影響 … 大﨑裕子
第10章 思春期の子どもに保護者は何ができるのか … 香川めい
第11章 「大学全入時代」における高校生の進路選択 … 佐藤香・山口泰史
第12章 学習方略の使用は勉強への動機づけに影響を与えるのか … 小野田亮介
第14章 中高生の部活動時間が学習時間に与える影響 … 須藤康介
第15章 社会経済的地位が教育意識･行動と進路に与える影響 … 木村治生
書籍関連データ
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