初等中等教育研究室

調査・研究データ

ベネッセ教育総合研究所
「中学1年生親子インタビュー調査2016」

関連タグ: 小学生 中学生 高校生 意識 調査 学習時間 勉強時間 父親・母親の関わり 学習学習 生活習慣 子ども調査 保護者調査 パネル調査

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関連調査ラインナップ

「子どもの生活と学びに関する親子調査」

「子どもの生活と学びに関する親子調査2018」

「高校生活と進路に関する調査2018」

「子どもの生活と学びに関する親子調査2017」

「子どもの生活と学びに関する親子調査2016」

「子どもの生活と学びに関する親子調査2015」

「高校生活と進路に関する調査」ダイジェスト版 [2015]

「小中学生の学びに関する実態調査」速報版 [2014]

調査の目的

東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学び」研究プロジェクト(親子パネル調査)では、同一の親子(小学1年生から高校3年生、約2万1千組)を対象に、毎年、調査を実施しています。
本調査は、その第2回調査(Wave2)で明らかになった小学6年生から中学1年生にかけて子どもの「勉強嫌い」が急増する実態(「親子調査2016」速報版図1-2-1)に対して、以下を明らかにする目的で実施したものです。

●小学6年生の終わりから中学1年生の終わりまでの約1年間に、子どもたちの勉強の好き嫌いはどのように変化しているのか(子ども自身はそれをどのように認識しているのか)

●保護者の関わりはどのように影響しているのか

本調査では、年1回の調査では捉えられない、1年間を通しての子どもの勉強の「好き」「嫌い」の変化や、
変化の理由をとらえ、子どもが勉強を「好き」または「嫌い」になるプロセスを明らかにしています。

 

分析レポート

※分析を読む際の注意点:

・分析のなかで、インタビュー対象者は、下の調査対象の表にある「親子記号」で示している。

・勉強の「好き」「嫌い」について、調査対象者を抽出する際に用いた量的調査(第1回調査・第2回調査)の回答と、インタビュー調査時の語りが一致していない場合があった(量的調査で「嫌い」と回答しているが、インタビュー調査では「好き」と語るなど)。その場合は、インタビュー調査時の語り(「好き」「嫌い」)をもとに分析した。

勉強の「好き」「嫌い」の変化のパターン
      -小学6年生の終わりから中学1年生の終わりまでの1年間-         橋本尚美

≫PDFダウンロード

子どもが語った勉強の「好き」「嫌い」の変化の理由               橋本尚美

≫PDFダウンロード

分析1  勉強が「好き」な子どもの学習レリバンスの分類と構造               松浦加奈子  

»ページはこちら  

分析2  中学1年生にとっての「テスト」と「主体的な学び」        前馬優策      new

»ページはこちら  

調査の概要


●調査テーマ 
【子ども調査】小学6年生の終わりから中学1年生の終わりまでの1年間の勉強の「好き」「嫌い」の変化とその理由
【保護者調査】子どもの勉強の「好き」「嫌い」に対する認識と子どもの学習への関わり方・教育観


●調査方法
インタビュー法(子どもインタビュー/保護者インタビュー)
※子ども/保護者を別室で、それぞれ各2名のインタビュアーが、1回、約1時間のインタビュー(半構造化面接)を実施した。
※場所は、対象者の居住地域の会議室、または対象者の自宅。


●調査時期
2017年2~3月


●調査対象
「子どもの生活と学びに関する親子調査」の第1回調査(Wave1)第2回調査(Wave2)の両方に、
 親子ともに回答があった中学1年生の子どもとその保護者18組。


※勉強の「好き」「嫌い」の回答(第1回調査・第2回調査)、子どもの性別、学校の成績(第2回調査)、母親の学歴、居住地域の条件が異なる246組の親子に調査を依頼し、協力の承諾の得られた18組の親子に実施。

※勉強の「好き」「嫌い」は、子どもに「あなたは『勉強』がどれくらい好きですか」と尋ね、「とても好き」「まあ好き」を「好き」、「あまり好きではない」「まったく好きではない」を「嫌い」としている。

※学校の成績は、子どもに「あなたの今の成績は、学年の中でどれくらいですか」と尋ね、国数理社英の5教科について各5段階で自己評価してもらったものを合計し、人数で3等分している。そのため、通っている学校の特徴(設置区分など)によって、「上位」などの意味が異なる可能性がある。

※親子記号は、性別にそれぞれ01から番号を付しf(女子)、m(男子の記号と合わせて示している。


●調査項目
【子ども調査】

ふだんの学校生活、ふだんの勉強(時間、方法、勉強する理由、悩み)、勉強へのお父さん・お母さんの関わり、勉強が好き(嫌い)だと思うとき、勉強が嫌いから好き(好きから嫌い)になった理由・きっかけ、将来や進路について

※インタビュー開始前に記入してもらったアンケート項目
勉強が好きか、国数理社英の5教科が好きか、勉強時間、お父さん・お母さんと話す内容

※インタビュー開始前に記入してもらったグラフ(2種類)
勉強の「好き」「嫌い」の変化(小学4~6年生の3年間/中学1年生の1年間)


【保護者調査】
子どもの学校生活や学習状況、子どもの勉強への父母の関わり、子どもの将来や進路についての考え

※インタビュー開始前に記入してもらったアンケート項目
子どもは勉強が好きか、子どもと話す内容、子どもへの関わり方、子どもの勉強への関わり

調査企画・分析メンバー

前馬 優策  大阪大学 講師
松浦 加奈子 一橋大学社会学研究科博士後期課程、都留文科大学・大妻女子大学非常勤講師
濱沖 敢太郎 鹿児島大学 講師
邵  勤風  ベネッセ教育総合研究所初等中等教育研究室室長、主席研究員
橋本 尚美  ベネッセ教育総合研究所 主任研究員
岡部 悟志  ベネッセ教育総合研究所 主任研究員
佐藤 徳紀  ベネッセ教育総合研究所 研究員
※所属・肩書きは、公開時のものです。

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