教育フォーカス

【特集21】赤ちゃんの生活と育ちを追う〜乳幼児の生活と発達に関する縦断研究の挑戦〜日本赤ちゃん学会第18回学術集会より

【特集21】赤ちゃんの生活と育ちを追う〜乳幼児の生活と発達に関する縦断研究の挑戦〜日本赤ちゃん学会第18回学術集会より

東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep)とベネッセ教育総合研究所では、共同で「乳幼児の生活と育ち」研究プロジェクトを発足いたしました。同プロジェクトは、子どもの生活・発達や保護者の子育ての様子について複数年にわたって調査を継続することで、よりよい子育てのあり方や家庭でのかかわり方を検討しようとするものです。
 その第1回の調査結果に基づき、研究者が意見を交換するシンポジウムが、2018年7月7日(土)、東京大学安田講堂における日本赤ちゃん学会第18回学術集会の大会企画として行われました。シンポジウムの様子を2回にわたってご紹介します。

 第1回

【企画趣旨】

変化が激しく、少子化が深刻な時代だからこそ、
子育ての当事者の声に基づいた客観的なデータの検討を

野澤祥子(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター准教授)

【調査概要】

0歳児期から始まる長期的縦断研究を2017年から開始

真田美恵子(ベネッセ教育総合研究所 次世代育成研究室 主任研究員)

【話題提供】

1:妊娠・出産期から子育て開始期における母親・父親の意識

野澤祥子(同上)

2:母親・父親の子育てと夫婦関係

真田美恵子(同上)

3:子育てを取り巻く社会に対する親の意識

高岡純子(ベネッセ教育総合研究所 次世代育成研究室 室長/主席研究員)



 第2回 

【指定討論】

1:TWIN studyの視点からの期待

島津明人(北里大学一般教育部人間科学教育センター教授)

2:父親の育児が生み出すものは何か?

小﨑恭弘(大阪教育大学教育学部教員養成課程家政教育講座准教授)

3:家族はいかにして家庭を形成していくのか?

秋田喜代美(東京大学大学院教育学研究科教授/教育学研究科附属発達保育実践政策学センター長)

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