教育フォーカス

【特集23】保育の質を高めるために、保育記録の活用を考える

園において、保育記録は保育者が子どもの育ちをとらえ、次の保育につなげていくため、そして保育の質を高めるために欠かせないものです。新しい幼稚園教育要領や保育所保育指針等でも、これまでと同様に記録や保育の振り返りの重要性が強調されています。

ベネッセ教育総合研究所は、保育の質をさらに高めるための保育記録の活用について、専門家や園の先生方とともに考えるワークショップ「保育記録の活用による子ども主体の保育実践研修会」を、2019年11月15日、東京にて開催しました。当日のワークショップの様子をご紹介します。

 第1部 変革期の園で保育の質を高めるためには

(1)調査報告:「第3回幼児教育・保育についての基本調査」からみえること

   持田聖子(ベネッセ教育総合研究所 学び・生活研究室 主任研究員)

(2)調査解説:「第3回幼児教育・保育についての基本調査」と保育の質

   汐見稔幸(東京大学名誉教授、白梅学園大学学事顧問)

(3)基調講演:保育の質の向上に保育記録が果たす役割

   大豆生田啓友(玉川大学教授)


 第2部 保育の質を高めるために保育記録の活用を考える

(1)ワークショップ:保育記録の活用について自園の課題を考える

(2)実践事例報告:「写真付き記録」を活用した保育実践

   吉岡善美(神奈川県横浜市・社会福祉法人乳児保護協会白百合愛児園 園長)

(3)パネルディスカッション:「写真付き記録」活用へのヒント

   パネリスト:汐見稔幸(東京大学名誉教授、白梅学園大学学事顧問)
          吉岡善美(社会福祉法人乳児保護協会 白百合愛児園 園長)
    コーディネーター:大豆生田啓友(玉川大学教授)

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